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詩を書く [徒然随筆]

還暦を経て早8年が過ぎた。この歳だからこそ表現のひとつとして “詩もどき” を書く事が適しているのかも知れないと思った。
小説や随筆に心惹かれるが、浮かんでは消える散文的な構成こそが老いた私の頭には適しているかも知れない。


【永遠のひと時】

紫セロファンに包まれた思い出は
幼い頃の走馬燈。
サロンパスと蚊取線香の匂いが
屋根裏部屋を思い出す。
脳裏のネガフィルムが幻灯機に映しだされる。

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