SSブログ

問わず語り [徒然随筆]

いつの時代にも何故か同じようなことが起こっている。世界経済のパラダイム変換と世界規模の戦争による世界秩序の再構築パワーシフトである。20世紀中頃に起きた世界大戦の様に今世紀の中頃、2050年あたりには世界のムードは戦争を起こす気分に駆られるのかも知れない。
戦後生まれ団塊以降の我々は戦争を経験せずに育った、実体験として戦争を知らない珍しい人種かも知れない。私たちよりも上の世代の祖父母たちは子供の頃にも多少の戦火は経験しているが、我々戦後生まれは徴兵制もないため戦争の感覚がまるで無いようだ。言葉だけの戦争しか知らないという事は、ある意味では心配で怖いことだと思う。

誰だって戦争なんてしたくないと思っている、とそう考えている様に思っているが、実は世界には戦争が好きな人間もいれば必要とさえ考えている者もいる。この日本の国でもそんな人たちは意外と多いものだ。露骨に戦争が好きだとは言わないが戦争を “必要悪”だと考える人は多いと思う。世の中は決してきれい事では済まないが、それでも理想を失わない気構えは必要なのだろう。この矛盾を背負ってゆく覚悟の様なものが求められる。iraku-juugun.jpg

この国も昭和の時代からはすっかり変質した。変わることは必然で悪いことでも何でもないのだが、その変化に対応できない古い人間は右往左往している。変化に簡単に順応できないことが他の生きものと違う人間の最大の弱点かも知れない。人間にはビジョンとかモラルとか様々な社会的思考が働いているからだろう。war_shoot.jpg

nice!(9)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 9

コメント 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。