歳を取ってはみたものの… [還暦デビュー雑感]
五年前、平成26年に気持ちを綴った文の欠片を見つけた。見方によれば現在の私は以前より堕落したようにも思える。以下に当時のママで記してみる。
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人生を生きることの意味
私にとって、人生を生きる事の意味は
「作品を作り上げるためのものであった」と気づいた事である。
常に問い続けてきたのは、生きる事の答えを求めていたからである。
迷いもあり、間違いも犯してきたが、それらの全てが
作品を作り上げるための試練であった。
求め続ける限り、生き続けることになる。
問い続ける限り、生き続けることになる。
迷いも間違いも恐れるに値せず
歩み続けている事の中に、価値が発見できる。
その意味とは…価値を発見すること。
価値の意識の中に見つけることが出来る。
歳をとってはみたものの…それほど進歩していない自分の心構えに気がついた。いや、進歩どころか退化かな?とにかくそんなに声高に言うほどの自己満足でもない。
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『ボケたくらいが丁度いい』
最近どうも頭が明晰でない。しかし考えようによっては、余計な事に囚われず多少の失敗にも恐れない、いい加減な生き方が実践できて良いのではないだろうか?
還暦という節目を通過した者にとっては、生き直しの良い機会に違いない。
あまり自虐的になってはいけないのだが、物の見方の問題でもある。私のよく言う「ネガティブ・ケイパビリティ」という視点がここにもありそうだ
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