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還暦を経た者が「学ぶ」意味とは [還暦学講座:第二部]

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それなりに人生経験も積み還暦という節目を過ぎた者にとって “学ぶ”とはどういう事なのか考えてみたいと思います。
私の仲間の中には、この歳になって今さら学んで修得して何になるのかといった意見を持つ者もいます。そうかと言えば、いくつになっても自分を磨き発見と向上に精を出すことは良い事だという者もいます。どちらの言っている事も間違いではなくてそれぞれの在り方を示しているに過ぎません。研鑽するにしてもしないにしても優劣がつくものでも無く本人のこの先の生き方のひとつのテーマだと思うのです。

さて私にとって学ぶとはどういう事か…それは初心に帰って素直な気持ちになって、好きなものに心を傾けることです。もうこの歳になればしがらみを忘れて吸収したいものをすれば良いのだと思います。学びの中で裸の心でもっと自意識を高めることだとも思います。
私は還暦を経たこれからの人生を “NEXT DIMENSION(次の次元)”と位置づけました。

生き直し、それも価値観や価値基準を超えてのリスタートですから、やはりそれなりに学び習得する心構えは必要になって来るものだと思います。子供の頃の、ただ従順に教わったというスタンスから主体的に学ぶというスタンスに切り替えて新しい世界への学びを始めようと考えました。この主体的に学ぶという習慣はフィンランドなど一部の国では既に当たり前になっているものなのですが、わが国では子供の頃に既に間違って習慣づけられて大人になってしまうために気づく機会を失っているケースが多いです。
そんな訳で、還暦を過ぎた私たちには「学び方」の変革も必要なのかも知れませんね。

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